会長挨拶

 この度、令和6年度通常総会に於いて、茨城県訪問看護事業協議会会長に就任いたしました、後藤則子でございます。大任を仰せつかり、責任の重さに身の引き締まる思いであります。副会長はじめ、各理事と一丸となり、関係団体とのご指導ご協力のもと、また会員の皆様のご支援を賜りながら、この大役を全うすべく精進いたしますので、よろしくお願いいたします。

 長年にわたり、看護教育、地域医療の向上にご尽力されてきました林前会長のもと、茨城県訪問看護事業協議会(以下、「当協議会」という)は法人発足3年目を迎え大きく成長しました。その基盤の上に立ち、当協議会の事業目的である【質の高い看護ケアの提供】【訪問看護事業の経営安定】【多職種連携】をさらに邁進してまいります。

 令和6年度は、診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定が行われました。2025年、2040年の社会を見据えた今改定は、地域包括ケアシステムのさらなる推進を目的としており、訪問看護事業の役割が大きく期待されています。一方で、医療DXの推進等、報酬改定に伴う事業所体制の整備や、感染症・自然災害等、私たちを取り巻く内部環境や外部環境の変化に戸惑うことも少なくありません。しかしながら、環境変化に臆することなく、訪問看護事業所間での連携や、行政をはじめ、他機関と連携、協働し地域住民の健康と生命を守る活動に積極的に取り組む所存です。 2025年の地域包括ケアシステム構築を目前に当協議会として、事業目的を果たすべく事業計画を遂行してまいります。会員の皆様には、より一層のご支援とご協力を賜りたく何卒よろしくお願い申し上げます。

                                                  令和6年6月24日

                                一社社団法人茨城県訪問看護事業協議会

                                        会長 後藤 則子